組織行動論 の記事一覧

「認知的不協和の理論」

 

「認知的不協和」とは、自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す言葉で、アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱されました。人が行動を変えるときに、その根っこで働く意外な心理と申しますか、力学を確認していきましょう。

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D.Mcgregorの「X理論・Y理論」

 

マネジメントの理論と持論

社長に限らず管理職になる頃には、「人間観」とでも言いますか、「人はなぜ働くのか?」に対する自分なりの答えを持つようになるのではないでしょうか?

学者の「理論」に対して、実務家の「持論」は、マネジメントや業務の実践を通じて培った自分なりの「仮説」といえると思います。実務に耐えうることを実証された「仮説」とも言えるでしょう。

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「企業におけるピグマリオン効果」

 

 

教師の期待によって成果を出す生徒

ピグマリオン効果は、教育心理学における心理的行動のひとつで、教師の期待によって生徒の成績が向上する現象をいい、1964年にアメリカ合衆国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールの実験により報告されました。人間は期待された通りに成果を出す傾向があることの現れとされます。

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企業成長の五段階説(3)

企業成長の五段階説(3)

ラリー・E・グレイナーは、「個人の行動は主として、これまでの出来事により決定される」というヨーロッパ心理学の伝統的な見解をもとに「歴史の意味合い」として論を進めていきます。引き続き、同氏の「企業成長の“フシ”を乗り切るか」に基づき、検討を進めて参ります。

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企業成長の五段階説(1)

企業成長の五段階説(1)

 

福岡市の企業を組織規模でみますと、従業員10名未満が85%、従業員10名~50名が15%、従業員51名~300名が4%、300名以上は1%の割合となっています。成長を志向し成長する企業、その過程にある企業、成長しない企業に大別される感があります。

多くの企業と関わる中で、企業にはその規模によって発展の段階があり、その抱える課題も異なると実感する毎日です。

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「マズローの欲求五段階説」には続きがあった!

コミュニティ発展欲求

 

 

マズローの欲求五段階説は、大学入試センター試験にも出題されたことがあるそうですから、D.Mcgregorの「X理論とY理論」と並んでモチベーションに関する最も有名な学説といえるでしょう。人を動機づける要因は、(1)生理的欲求⇒(2)安全の欲求⇒(3)親和(社会的)欲求⇒(4)承認の欲求⇒(5)自己実現の欲求の段階を踏んで高まるとする説で、日本の諺の「衣食足りて礼節を知る」にも似て、何となく親しみやすく、皮膚感覚としてはしっくりくるものがあります。

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「ジョハリの窓」が開くとき

ジョハリの窓

 

「ジョハリの窓」とは、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリー・インガム (Harry Ingham) が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」のことで、提案した2人の名前を組み合わせて後にこう呼ぶようになったそうです。「自己の公開」の度合いと「他者の認知」のバランスを考えることで、コミュニケーションを円滑にする手法と言えるでしょう。

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三隅二不二のPM理論

三隅二不二とグループダイナミクス

 

三隅二不二(みすみじゅうじ)氏は、福岡県の出身で日本のグループダイナミクス(集団力学)の第一人者として知られ、九州大学教授、筑紫女学園大学学長などを歴任されました。

 

グループダイナミクス(集団力学)は、クルト・レヴィンが創始した集団における人々の思考や行動等を研究する学問領域です。

 

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