トピックス の記事一覧

映画『二宮金次郎』、都久志会館で九州初上映します。

映画『二宮金次郎』を福岡で初上映

映画「二宮金次郎」は、通常、映画館ではご覧になれません。自主上映の形で、出身地の小田原やゆかり深い日光など主に関東地方で上映されてきました。九州では、令和2年3月28日(土)、福岡天神・都久志会館での上映が初めてになります。ぜひ、多く方にご覧頂き、渋澤栄一や松下幸之助に連なる経世済民の思想、真の実業家の生き様を感じ取っていただきたいと思います。

なぜ『二宮金次郎』なのか

二宮金次郎といえば、まず思い浮かぶのは小学校の校庭に必ずといっていいほどあった少年金次郎像ではないでしょうか。日銭を稼ぐため、薪を拾って何里も山道を歩き、時間さえあれば勉学に励んでいたあの少年が、その後、600以上の村の復興を手がけ、多くの人に慕われる存在だったことはあまり知られていません。江戸後期、大飢饉などで貧窮した庶民の暮らしを立て直し、いまの農協の最初の形を整えた功績は大きく、まさに日本人の今の暮らしの礎を手がけた市井のヒーローなのです。日本初の経営コンサルタント、世界でも草分けの存在と言えるでしょう。200年前に金次郎がその境地に辿り着き、貫いた思想の数々は、いまも変わらず私たちの中に生き続けています。幕末と同じ大転換期にあって、二宮金次郎の思想の重要さはますます高まっていると思います。

『地雷を踏んだらサヨウナラ』『長州ファイブ』の五十嵐匠が監督

監督は『地雷を踏んだらサヨウナラ』『長州ファイブ』の五十嵐匠。プロデューサーと脚本は、『武士の家計簿』の永井正夫と柏田道夫のコンビが再タッグを組んだ。また音楽は『半落ち』で日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞の寺嶋民哉、撮影は『蝉しぐれ』で同優秀撮影賞 受賞の釘宮慎治と、ベテラン映画人が集結。骨太な映画が出来上がりました。

 

豪華キャストが集結

主人公の金次郎を演じるのは、「水戸黄門」格さんこと渥美格之進役(5代目)でお馴染みの合田雅吏。また金次郎を支える妻・なみに NHK連続テレビ小説「あぐり」の田中美里。敵役・豊田正作には、舞台を中心に活躍している成田浬、小田原藩主・大久保忠真役には 榎木孝明、反発する百姓・五平役に、本作でシリアスな演技に驚くほどの新境地をみせる柳沢慎吾、成田山新勝寺伝説の貫主・照胤役 に田中泯。さらに、金次郎の伯父・二宮万兵衛役に渡辺いっけい、小田原藩家老・服部十郎兵衛役に石丸謙二郎、斎藤平左衛門役に 綿引勝彦など、ベテラン実力派俳優たちが脇を固めています。また、人気お笑いコンビ・カミナリの竹内まなぶ、石田たくみが、本作で 映画デビューを飾っています。

復興に命をかけた二宮金次郎の、そのドラマチックな生き様が魂を揺さぶる、感動作の誕生に自主上映とは思えない豪華キャストが集結しました。

二宮金次郎の仕法『七つの教え』

二宮金次郎が郷村を立て直す際の仕法は報徳思想といわれ、次の七つに集約されます。詳細は別の機会にしますが、簡単に紹介します。映画をご覧いただく前には十分な予備知識をお持ちいただけるよう企画して参ります。

積小為大(せきしょういだい)

小さな努力をこつこつと積み重ねていけば、いずれは大きな収穫や力に結びつくという教え。

分度(ぶんど)

人には、決まった収入がある。それぞれの人がその置かれた状況や立場をわきまえ、それにふさわしい生活を送ることが 大切であるという教え。収入に応じた一定の基準(分度)を決め、その中で生活する必要性を説いた。

至誠(しせい)

至誠とは最高の真心であり、「我が道は至誠と実行のみ」という言葉の通り、金次郎の仕法や思想、そして生き方の全て を貫いている精神。

一円観(いちえんかん)

この世で相対するものはすべてが互いに働き合い、一体となっている。だから決して切り離して考えるのではなく、 両方を合わせて一つの円とし、一つの円の中に入れてみるという考え方。

勤労(きんろう)

自分や地域の向上のために自分できる仕事に励むこと。

推譲(すいじょう)

一定の基準(分度)によって生まれた力やお金は分け与えて自分で独り占めしてはいけないという思想。

芋こじ(いもこじ)

桶の中に里芋と水を入れ、棒や板でかき回し、芋と芋とがぶつかり合い、こすれ合って、うまい具合に汚れが落ちてゆく 「芋をこじる」から発想し、農民達自身の内発的な意欲と努力を生み出す農民同士の話し合いの場のこと。

成長の壁

成長の壁とは?

中小企業とできものは大きくなると破れると申します。お出来が破れるのは治る過程ですから良いとしても中小企業が壊れるのは困りものです。中小企業は、なぜ大きくなったら壊れるのか?大きくなるとはどのくらいの規模感か少し考えてみようと思います。

続きを読む